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自分のハンドvs相手のハンドレンジ

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ハンドレンジの意味がわからない方はまずこちらからご覧ください。

相手のハンドが見えないポーカーにおいては、出来る限り高い精度で相手のハンドレンジを想定し、その相手のハンドレンジに対して、自分のハンドがどういった位置(勝ってるのか負けてるのか微妙なのか)にいるのかが非常に重要な考え方になります。

自分のハンドが、相手のハンドレンジに対してどれだけの勝率があるのか、などを計算してくれるツールがあります。一番使いやすいのはpokerstrategyのエクイラボではないでしょうか。

http://ja.pokerstrategy.com/poker-tools/equilab-holdem/

こちらから無料でダウンロードして使えます。使えるのはPCののみです。

例:Aが落ちたからKKを捨てる?

6人のテーブルでMP1が3BBにレイズ、BTNのあなたはKhKdで3ベット、するとMP1はコールしました。ポットは20BB、MP1の残りスタックは25BB、あなたは50BBとします。

フロップ:AdQc8s

MP1は25BBをオールイン

あなたはAが落ちたのでポットを諦めてフォールド。

よくある光景ですね。さて、Aが落ちたからフォールド、という判断は正しいのでしょうか?

結果的に相手がAを持っていればフォールドは正解で、持っていなければ間違いでしょうか。

もちろんそうかもしれませんが、それはショーダウンするまでわからないことです。

結果論ではなく、ハンドレンジという考え方から判断の正誤の考えてみましょう。

MP1のオープンレンジは上位25%のハンドだと仮定します。

上位25%のハンドレンジとは

66+, A2s+, K6s+, Q8s+, J8s+, T8s+, A7o+, K9o+, QTo+, JTo

となります。

しかしあなたの3ベットに対し、MP1はジャストコールしました。3ベットに対するコールするレンジは上位5%を除く(4ベットするので)、上位15%(16~25%はフォールド)だと仮定します。そのハンドレンジは

88-77, ATs-A7s, KJs-K9s, QTs+, JTs, AQo-ATo, KTo+, QJo

となります。

フロップ:AdQc8s

MP1は25BBをオールイン

まずポットオッズを計算してみましょう。

20BBのポットに対して相手は25BBのオールインをしました。
あなたはあと25BBを出して、勝てば70BBを手にします。よってオッズは2.8倍。必要な勝率は35.7%です。

この状況で相手が持ち得る全てのハンドでオールインしてきたとした場合、あなたのハンドの勝率は以下の通りです。

b86c3486c9ceb186b27b7536d7ba8229

  • MP1:49.82%
  • あなた:50.18%

なんと50%以上勝っています。

必要な勝率は35.7%なのでコールできます。

もちろん、相手が持ち得る全てのハンドでオールインしている、という判断が正しいかどうかが大事です。

相手がコミットしており、コミットしていれば絶対に降りない、というようなプレイヤーであれば持ち得る全てのハンドでオールインしているでしょう。

MP1が、Aヒットしていないのでポットを諦める、というような慎重なプレイヤーの可能性もあります。そうした場合はレンジを相手のレンジを狭めて考えなければなりません。

相手のレンジをアクションから調整する

9人のテーブルであなたはMPからThTcで3BBにレイズ、するとタイトなBTNがコール。ポットは7.5BB。

フロップ:7d9sKd

あなた4BBをベット→BTNコール。ポットは15.5BB

ターン:2s

あなたチェック→BTNチェック

リバー:Js

あなたチェック→BTN10BBをベット

さて、あなたはこれをコールすべきか降りるべきか?

あなたはこれにコールすると、10BBを出して35.5BBのチップを得るので、ポットオッズ3.55倍、必要な勝率は約28%です。

BTNはタイトだしKやJはさすがに持ってるだろう!と考えて降りる人。
相手はフラッシュを完成させた!と思って降りる人。
フラドロ滑ってブラフしてるに違いない!と思ってコールする人。
9とかのミドルヒットだろ、と思ってコールする人。

いろいろあると思いますが、どれかを決めつける勝手なリーディングをしていると、期待値プラスのプレイはできません。

では、相手のハンドレンジを想定しながらもう一度流れを見てみます。

9人のテーブルであなたはMPからThTcで3BBにレイズ、するとややタイトなBTNがコール。ポットは7.5BB。

この時点でのBTNのハンドレンジはタイトなプレイヤーなので、上位5%以下15%以上のハンドレンジだとします。(上位5%のハンドなら3ベットしているはずなので除外します。)

レンジはこのようになります。

88-77, ATs-A7s, KJs-K9s, QTs+, JTs, AQo-ATo, KTo+, QJo

組み合わせ総数は136通りで、全組み合わせ1326通りの10.26%です。

フロップ:7d9sKd

あなた4BBをベット→BTNコール。ポットは15.5BB

フロップでのあなたのベットに対するBTNのコールレンジは、Aハイ、全てのワンペア、OESD、フラッシュドロー、2ペア、セットのいずれかだとすると、相手のハンドは

88-77,ATs-A7s,KJs-K9s,QdJd,QdTd,JdTd,AQo-ATo,KTo+

となります。相手のプリフロップでのコールレンジの中にOESDになるハンドはありませんでしたが、ソフトウェアが出したプリフロップのレンジを厳密に守る必要はありません。OESDになるT8を相手のレンジに入れても問題ないでしょう。また、99のセットもレンジに入れます。よって、相手のレンジは以下のように想定します。

99-77,ATs-A7s,KJs-K9s,T8s,QdJd,QdTd,JdTd,AQo-ATo,KTo+,T8o

現時点での相手のハンドレンジとあなたのハンドの勝率は

  • あなた:50.19%
  • 相手:49.81%

となります。

ターン:2s

あなたはポットコントロールのためにチェックすると相手もチェックしました。ここで相手のハンドレンジから2ペアとセット(K9、77、99)を除外します。通常それらのハンドではターンでベットするだろうからです。よって相手のハンドレンジは

88,ATs-A7s,KJs-KTs,T8s,QdJd,QdTd,JdTd,AQo-ATo,KTo+,T8o

となりました。現時点ので勝率は

  • あなた:59.20%
  • 相手:40.80%

となります。セットと2ペアを除外したので勝率は若干あがりました。

リバー:Js

あなたはチープショーダウンを目指してチェックすると相手は10BBをベットしてきました。

さて、ターンの時点ではあなたは57%勝ってます。リバーが開いてオーバーカードとなる3枚目のスペードが落ちました。相手がT8のOESDだった場合ストレート完成です。

自分のハンドとターン時点での相手のハンドレンジ全てと現在のリバーまで開いたボードでの相手とあなたの勝率は以下のようになります。

  • あなた:41.25%
  • 相手:58.75%

AJ、QJ、JT、T8などに逆転されたため、勝率は下がっていますが、オッズから見た相手のベットにコールするために必要な勝率は30%ですから、コールが正解・・

いやちょっと待ってください。

相手は持ち得る全てのハンドで10BBのベットしてきたのでしょうか?

相手のハンドを考察してみます。

  • Aハイ
    =AQ、ATでブラフするか?
  • 7、9、8のワンペア
    =88、A7、A9でバリューベットするか?
  • JのワンペアAJ、QJ、TJでバリューベットするか?
  • KのワンペアKQ、KTでバリューベットするか?
  • 2ペア
    KJでバリューベットするか?
  • T8のストレートでバリューベットするか?
  • スペードのフラッシュ完成A8s、KTs等でバリューベットするか?
  • フラッシュドロー
    ダイヤのフラッシュドローは全て引けず。ブラフするか?

A7、A9、88はショーダウンバリューがあるためにチェックし、それ以外のハンドではベットしてくる、と仮定します。よって、相手のリバーでの10BBのベット後のハンドレンジは以下のように調整します。

88,ATs-A7s,KJs-KTs,T8s,QdJd,QdTd,JdTd,AQo-ATo,KTo+,T8o
↓↓↓
ATs,A8s,KJs-KTs,T8s,QdJd,QdTd,JdTd,As9s,As7s,AQo-ATo,KTo+,T8o

すると勝率は以下のようになります。

  • あなた:31.88%
  • 相手:68.12%

かなり勝率は下がりました。、コールするにはギリギリです。

もし相手がAハイグッドキッカーにショーダウンバリューがあると考えて、AQをハンドレンジから除外すると・・・

  • あなた:17.54%
  • 相手:82.46%

となります。相手の10BBのベットをしてくるハンドレンジ対してあなたが勝ってるのはフラドロ滑りのハンドとATぐらいになるのです。

さらに、フラドロ滑りのブラフベットを、する時もあればしない時もある(毎回ベットするわけではない)、と仮定すると勝率はさらに下がります。

このように、相手のハンドレンジによって、勝率は大きく上下します。

Aハイやミドルヒット、フラドロ滑りなどでとにかくベットしてくるようなルース(というかフィッシュ)相手にはコールし、ブラフはあまりせず、薄いバリューベットはせずにショーダウンを目指すような慎重なプレイヤー相手であればフォールドというのが正しい判断になりそうです。

相手のハンドレンジをどう知るか

ハンドレンジは以下のような要素から推測するしかありません。

  • 相手のプレイスタイル=オープンレンジを推測
  • 相手の過去ショウしたハンド=ブラフハンドを持ち得る割合を推測
  • 相手のアクション=ボードとのマッチを推測

ただし、実際それらのハンドを持ち得るのかどうかを完全に確認する方法はありません。

特にルースなフィッシュはレイズするハンドに傾向など無い(気分でレイズする)場合もあり、ハンドレンジを想定するのは意味がないかもしれません。しかしそういった場合でも広くレンジを想定して、相手のハンドをレンジで考える癖はつけるべきです。

ある程度常識的なプレイヤーであれば、高い精度でハンドレンジは想定できます。もちろんそういったプレイヤーも時にはレンジから外れたハンドを持つこともあるでしょうが、多くの場合レンジ内のハンドを持っています。

また、相手のハンドレンジに対してオッズに合うからとコールしてショーダウンしてみるとモンスターハンドが出来てた、なんてことはよくあることで、「くそっ!おれはなんでコールしちまったんだ!」という経験は誰しもあるものです。しかし悲観してはいけません。

このコールがミスなのか正しいのか、というのはこれだけではわからないのです。相手のレンジの中で、数多くのエアーがあるにもかかわらずたまたま今回はモンスターハンドだったのかもしれませんし、実は相手のレンジのほとんどがメイドハンドしかなくで、コール自体が間違いだったのかもしれません。

ここにハンドレンジの難しさがあります。ゲーム後に「相手のレンジはこれくらいでしたよ」と回答がわかるのであれば学習することができますが、相手のレンジはショウしたハンドからは完璧にはわかりません。

自分の判断(想定する相手のハンドレンジ)が正しかったかどうかは、調べるとすれば相手に聞いてみるしかありません

「あなたのハンドレンジはどれくらいでしたか?KJでも同じことしてた?J9とかエアーでもしてた?AAもあり得る?」と。

レンジ?なにそれ?という相手であれば聞くだけ無駄ですし、毎ゲームそんなことをするわけにはいかないので、やはりゲームを数多くこなして、プレイスタイルやショーダウンしたハンドの傾向と、今まさに目の前で相手が行なったアクションから推察するしかありません。というかそうすべきです。

そもそもそういった質問はオンラインではできませんし、ライブでも相手の回答が正しいか疑わしいものです。

「おれはブラフしないよ!だからレンジにJTとかJ9は入らないね!」と言ったとしてもそれがブラフの可能性もありますし、本人も間違ってる場合があります。(実際JTを持てばブラフしたくなるかもしれない)

また、相手のレンジに対して負けているからとフォールドしてしまうと、相手のハンドはショウされずわからずじまいです。こうなると、あなたが負けていると判断した相手のレンジが正しいのかどうかはさらに闇の中です。

ここまで読むと、相手のハンドレンジなんか把握するのは無理!と思う人がいるかもしれません。

その通りです。相手のハンドレンジを正確に把握するのは不可能です。しかし精度はあげれます。ポーカーの基本原則である、「相手のハンドが見えていた時に行なうプレイを正しく行なう」という究極の解に近づくためには、相手のハンドをレンジで考え、精度を上げていくしかありません。

ライブでよく相手プレイヤーがAKをショウして「絶対AKだと思った!」と言う人がいますが、相手のハンドをレンジで考えていないことを暴露しているようなものです。

相手のハンドを決めうちするのはやめましょう。100%はないのです。
※超ロックが5ベットしたので相手はAAであると決めうてることは有り得ます。

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POKERCLUB M 2周年記念トーナメント

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オープニングイベント、1周年記念と2回開催された「Road to WSOP」の第三回目が2周年記念イベントとして大阪のPOKERCLUB Mで開催されます。

POKER CLUB M 2周年記念イベント「Road to WSOP 〜vol.3〜」

  • 5/2(金)18:00〜day1A
  • 5/3(土)10:00〜day1B
  • 5/3(土)18:00〜day1C
  • 5/4(日)11:00〜day2・FINAL

day1A.B.C 30分ストラクチャー
day2・FINAL 45分ストラクチャー
WSOP MAIN EVENTストラクチャー採用
スタートスタック30000点

チケット購入制:¥15,000-
※払い戻し不可

優勝
WSOP MAIN EVENT
$10000 スポンサード
(※$1=¥100換算)

WSOPメインへの参加スポンサードとして有名なのはAJPCのメイントーナメントがありますが、競争率は非常に厳しいので、こちらの「Road to WSOP」で狙うのはいかがでしょうか。

そもそもAJPCは参加費無料なので延べ参加者数千人になり競争率が厳しくて当たり前なのですが、「Road to WSOP」はだいたい毎年100名ほどのトーナメントなので、競争率はぐっと低くなります。それでも国内のトーナメントとしてはとても多いですが。

なんでこのイベントの告知をしてるかというと、自分が参加する(DAY1BかC)というのもあるのですが、このイベントのポスターのデザインをさせていただいたからです。

それがこちら↓

roadtowsopポスターアウトラ

AJPCのサイト運営したりポスター作ったり、ポーカー”関連”のことばっかりしててポーカー自体をあまりできてないのですがw

なので久々の本格的な大型トーナメントという意味でもこのイベントは非常に楽しみです。

オンラインでバリバリ稼いでいてあまりアミューズメントに顔ださないガチ勢もこのイベントにはけっこう来ます。

ストラクチャーなどもさすがのMなので絶対おもしろいはずです。

参加してみようという方は電話で問い合わせてみてください。(TEL:06-6131-9033)

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JAPAN OPEN 2014 SEASON2

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皆様ご無沙汰してます。

子供ができて以来頻繁にポーカースポットに通えないので、ポイントを貯めるようなトーナメントにはあまり出ずに一発サテ系に出てます。

ということで、1回勝てば日本一を目指せる日本最大級のトーナメント、JAPAN OPEN2014のSEASON2が始まります、いや始まってましたw

japanopenpokerbaner2

JAPAN OPEN TOKYOはファイナルが2014/9/20.21、JAPAN OPEN OSAKAは2014/9/27.28です。

東京のファイナルは銀座 BAGUS PLACEで、大阪はclubMとzeusで開催されます。

ファイナルの入賞者には今年の10/ 24 から 11/9まで開催されるACOPのフルパッケージがもらえます。

オンライン予選は8月9日から9月19日まで毎日開催してます。Stage1から参加すれば無料なので、毎日夜9時から時間ある人は参加しまくるといいと思います。

店舗でのライブサテライトももう始まってますので、スケジュールはJAPAN OPENのサイトでチェックしてください。

そういえばJAPAN OPEN2014 SEASON1 Grand Finalで準優勝してMPCメイン(RED DRAGON)のシートをゲットしたYamashita Takuyaさんが3位に入って870万円の賞金を手にしてます。いやーすごいですね。優勝も狙える位置にいたので惜しかったです。

大阪の方はライブ予選で会ったらよろしくお願いします。

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JAPAN POKER CUP IN OSAKA 2014~POKER甲子園夏全国大会決勝~戦記

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8月23日、24日の2DAYSで行われたJAPAN POKER CUP IN OSAKA 2014~POKER甲子園夏全国大会決勝~に参加した。日本ポーカー協会主催の大会で、規模的には日本最大級。

(この日記は長いです。)

優勝すると、今年の10月にフィリピンで開催されるWPTの全13イベント(ハイローラー除く)の参加フルパッケージ!

poker甲子園

心斎橋のDining bar T-twoの7月度のファイナルに参加し、そこで2位になってまずはシートをゲット。

最近特定のお店に足繁く通うことができずに、店舗ポイントからのファイナル参加、という機会がすごく減ってたので、こういうシートをとれば決勝参加可能、という大会に出て結果残したいなーと思ってたところだったのでちょうどいいタイミングだった。

POKER甲子園はシート獲得1つで2万点、2つで3万点、3つで4万点、4つで5万点で決勝に参加できる。 このシートを取るための予選は、日本全国で延べ3000人以上が参加したとのこと。

過去のPOKER甲子園の決勝の参加人数はこんな感じ。

  • 第1回2012夏 決勝60名
  • 第2回2013春 決勝67名
  • 第3回2013夏 決勝100名
  • 第4回2014春 決勝115名
  • 第5回2014夏 決勝181名(今回)

どんどん規模がでかくなってる。来年の春は200名超えそう。

自分はシート1つだけだったので2万点でスタート。

スタート時点で5万点の人相手に半分以下のスタックというビハインドはまあまあきつかった。ダブルアップしてもまだ負けてる。

DAY1は複数の会場で行われて、13R終了時点で残っていたプレイヤーは翌日のDAY2を北新地のゼウスで戦うという仕組み。

DAY1 in Dining Bar T-two

DAY1はシートを取らせてもらったT-twoで参加。20名くらいだったかな?

序盤はセットなどハンドが入って順調にスタックを増やし、4Rあたりでスタックは4万点ほどで開始時の倍に。 フロップが開いて明らかにハンドが弱いか強いかがわかりやすいアクションをするプレイヤーが何名かいたので、弱みが見えたらブラフでポットを取る。これだけでだいぶ増えた。

自分が座ったテーブルはパッシブなプレイヤーが多く、複数人でフロップに進むことが多かったのでフロップ以降の流れを見てポットを取りに行く方針にしてルース目にゲームに参加。

5万点ほどになった時にUTGでハンドを見るとAA。

この1時間くらいリンプを多用してたのでバランス取るためにAAでもリンプ。(普段はしない)

すると3万点ほどのレイトポジションのプレイヤーがオールイン。自分はもちろんコール。

相手55で何もおこらずにチップを増やす。ラッキーだった。

その後はスチールとブラフで徐々にスタックを増やして10万点くらいになり1テーブルに。

ダブルアップ

2000-4000-Ante400

自分BBの時にミドルから1万のレイズ、SBがジャストコール。自分はハンド見るとAA。

スタックは全員10~15万ほど。

ここでオールインすればリスチで終わるかもしれないけどかなりうそ臭いはずなので一気にプッシュ。

ミドルは悩んでフォールドし、SBのみコールしATが出てくる。 ATでコールするということはやっぱり相当嘘くさかったんだろう。後で聞くとミドルポケットに見えたとのこと。

これでダブルアップし20万点オーバーに。

その後はショートが飛んで5人になったところで12R。

自分は一応チップリだ。 ほぼ変わらないスタックでユウキ先生が右に座っている。

ユウキ先生とぶつかって一気に減らすことだけは避けたい。

正直ここで無理してプレイヤーを飛ばす意味があまりない。本番は明日なのだ。このスタックでDAY2に行きたい。

しかしバブルというわけでもないのでプレミアハンドが入れば積極的に攻めるつもり。結局ハンドはまったく入らずほぼ動かずにじっとしてそのままDAY1終了。

DAY1の最終スタックは219,000。

DAY1-総括

セットとブラフとスチールとAAで稼いだDAY1。危ないシチュエーションはほとんどなかった。

DAY2に進んだ39名の中でスタック量は4番手。

全体でのチップリは50万オーバーのAJPCチャンピオンの田中さん。すげー。

DAY2-ZEUS

ということでDAY2はゼウスに。

この日は日曜だったけど午前中に仕事の商談が入ってたので仕事着で参加。

39名の4テーブルで開始、なんと自分はフューチャーテーブル!そう、ニコニコ生放送で全ハンド公開されるwww

なのでここからは記憶に頼るのではなく記録を見ながらの戦記なのでだいぶ具体的です。

しかし自分の3つ後ろのシートにチップリの田中さんがおるやーん!!

ちなみに今回のポーカー甲子園決勝の総スタック630万点。そのうち50万以上を田中さんが持ってる。

ポットコントロールしてブラフキャッチ

4000-8000-ante1000

ミドルがレイズメイク2万に自分はBTNでAsTh、3ベットでもよかったがコール、BBの田中さんもコール。

フロップ:AdQs5c ポット73000

田中さんには勝ってるだろう、ミドルのAK、AQ、AJだけ注意。

田中さんベット4万、ミドルはフォールド。 田中さんAヒットでもキッカー勝ってるだろうとジャストコール。

ターン:Qd

田中さんQなら捲くられた。田中さんはまたもベット。しかしベット額が小さい。

Qの可能性もあるけど70%は勝ってると判断しジャストコール。

リバー:Qc

キッカー関係なくなった・・・。しかし田中さんがQを持ってる可能性も少なくなった。 田中さんはまたも小さめのベット。

AであろうとQであろうともっと強烈なベットをしそうなプレイヤーなのでこれは普通に勝ってるなと思いジャストコール。

田中さんはマックしてポットをとる。後でニコ生で田中さんのハンドを見ると4c2cでガットショットだった。

なるほど、少ないベットでブロックベットしつつドローを引きにきていた。これ引かれてたら見えないなw

スタックは30万点ほどに。

99で勝負

6000-12000-ante1500

UTGから9c9sでレイズメイク25000に。

BBの清水さんが12万点くらい(うろ覚え)をオールイン。

うーん、清水さんはタイトで慎重である。こちらのUTGからのレイズするレンジもかなりタイトに考えてるはずなのでこれは相当強い。

しかし清水さんのスタックはショートと言える量なのでプッシュレンジは少しは広がってるはず。77+、AJ+でプッシュしてそう。

もしそのレンジなら99のエクイティはそれなりにあるだろう、と考え悩んだがコール。

AdKhが出てくる。AKはOK!なんとか逃げ切ってスタックを増やす。

スタックは40万オーバーに。

QQでリスチ

8000-16000-ante2000

テーブル移動してきたレナさんがUTGからレイズメイク4.5万。

超タイトなレナさんのUTGからのレイズである。しかしスタックはそれほど多くないので66+、AT+ぐらいか。 自分はポジションは+2でハンドを見るとQcQh

これだけ強ければレナさんのオールインも受けれるので3ベットする、メイク11万。

すると後ろで田中さんが悩んでる。悩んでるのが本当であればAA、KKはない。なので自分としては入ってきてほしい。

しかし田中さんはダウンし、レナさんも悩んでダウン。田中さんは77でレナさんはATsだった。

AJでオールインを受けれない

8000-16000-ante2000

UTGのANUAさんがオールイン、自分は+1でハンド見るとAJo、この状況でAJoでは受けれない、フォールド。

ANUAさんのスタックがそれなりにあったことと、後ろにプレイヤーが多すぎたため。

ここでコールしてビッグスタックがオールインを被せてきたら自分は降りざるをえない。

タイムシフトで確認するとANUAさん99だった。ノーコールでANUAさんがポットを取る。

AQvs66

10000-20000-ante3000

UTGで自分のハンドはAhQh、レイズメイク5.5万、するとレイトのプレイヤーが15万ほどをオールイン。

スタック量的に悩む必要はないのでクイックコール。相手は6s6c

フロップ:AdAc3h

ターン:As

リバー:3d

Aでクワッドを引いて勝つ。スタック60万ほどに。

AJでオールインを受ける

10000-20000-ante3000

自分のアーリーからのAcJcでのレイズにBBのレナさんオールイン。

さすがにこれはハンド負けてる可能性が高いけどレナさんのスタックが少なかったのでぎりぎりコールできる。

ということでコールするとAsKsが出てくる。あー、さすがにしっかりしてるなぁ。

と思ってたらボード5c8h5dTdTcでAハイ同士でチョップに。助かったw

スタックは65万点ほどに。

AJでオールインを受ける

15000-30000-ante4000

+1からAdJsでレイズメイク7.5万、するとすぐ左ののんちさんが30万点ほどをオールイン。

もう少し早い時間ならAJは降りてたかもしれないけどもう相手のスタックは10BB程度だし、のんちさんのレンジも少し広がってると思いコール。

テルの話しになるけど、のんちさんはハンドを見て一瞬少しのけぞってどうしようという感じになって急に前のめりにオールインを宣言した。

ほんと感覚の問題だけど、これはそれほど強くない。A5-AT、KQ、22-66の時の反応に見えた。

出てきたのはAc9sで、フロップでJをヒットさせてそのまま勝つ。

スタックは97万点ほどに。

ここでファイナルテーブルになりブレイク。

上に書いたのが大きくスタックを増やしたプレイで、その他には1週に1回はスチールできてたと思う。

減らしたのは、COのレイズにBBからKToでコールし、フロップAQ3でガットになるも相手のCBに降りたプレイ。 ほんとに減ったのはこれくらいだった。相手のハンドはATでしっかりしてたので、いいフォールドだったと思う。

勝ってるハンドはそのまま勝って、微妙なコインフリップでも勝ち、ドッグの時はチョップになる。

なんとも順調。

ファイナルテーブル

ファイナルテーブルに入った段階でチップ量。

  1. 夏 (兵庫) 1,393,000
  2. 田中(滋賀) 1,342,000
  3. 鮫肌(大阪) 977,000
  4. 村岡(和歌山) 752,000
  5. Buddha(東京)555,000
  6. 深川(福岡) 515,000
  7. JIRO(和歌山) 411,000
  8. ひより(奈良) 367,000
  9. 花吉(和歌山) 184,000

大阪自分だけですやん!!

うおおお甲子園は大阪のもんやぁあああああ!
(甲子園は兵庫です)

そしてファイナルテーブルはシート引き直し!田中さんが自分の右に!これはやりやすい!

KKでビッグポット

15000-30000-ante4000

SBの自分までフォールドでまわってきてハンド見るとKhKd

BBの人は少し前にフロップCBをうって自分は降ろされた。和歌山の村岡さんかな?それほどプレイを見てたわけじゃないけど上手いイメージ。

SBのこちらのレイズは疑ってタフにコールしてくれるだろうと7万にレイズ。すると村岡さんコール。

フロップ:JsJhKs

キタ!

セカンドナッツを手にした。(ナッツはJJ)

もちろんチェック。すると村岡さんベット。少し間をおいてコール。

ターン:Jd

うれしくないカードNO1!

チェックすると村岡さんもチェック。うーん?J持ってたらチェックするかな?するなぁ・・

リバー:2d

まあでも勝ってるだろうと自分はバリューベットすることに、K持ちかポケットからバリューとろう。Aハイコールもありえる。

残り60万のうち20万点をベット。 すると村岡さんが

クイックでオールイン。

・・・・

2秒固まった末にコール。もちろんコールだ!!w

するとQh9hのブラフハンドが出てきてビッグポットを手にした。

これでスタックは170万近くになりチップリに。

リバーオールインは本気で一瞬固まったがこれは降りれない。

気になるハンド

15000-30000-ante4000

ミドルの夏さんがレイズメイク13万、レイトでJIROさんコール、SBの田中さんコール、そして自分はハンドを見ると64o。

ハンドはゴミだが10万の投資でボードとマッチすれば利益はデカいと考えジャストコール。 ポットは52万にもなっている。

期待するボードは44x、66x、235、64xなど

フロップ:A94

ボトムヒットを手にした。

田中さんチェック、自分チェック、すると夏さんがベット405,000点。 夏さんの後ろには残り50万ほどしかない。

JIROさんはフォールド。

この夏さんのベットはスタックの45%のベットで、もう降りる気がない、という主張に見える。

つまりもう自分は降ろせないから、みなさん降りたほうがいいですよ、という主張に見える。

しかしAがヒットしていれば降りてほしいという主張はしないのではないか、セットならなおさら。と自分は考え、ここで夏さんはAはもっていないと判断した。

Aヒット、2ペア、セットなど強いと言えるハンドの場合ここではもう少し小さいベットが適正に見える。 適正なベットをできるプレイヤーが大きなベットをしたのだ。

もちろん夏さんがAKやセットを持っていて、他のAとウィークキッカーのプレイヤーから最大限のバリューを取りにいった、ということもあり得るけど、自分はAはないと感じた。

自分までフォールドでまわってきたらオールインしようかなと考えているとSBの田中さんがオールイン!

ぎゃー、やられた、こうなったら自分はもう降りるしかない、フォールド。

すると夏さんが悩む。やはりAは持ってなかったかー。と思ってみていると夏さんコール!Aあるの!?

夏さんT9、田中さんA9の2ペアで、そのまま田中さんがポットをとった。

最後の夏さんのコールは、大きくなりすぎたポットを捨てれなかったからなのか、田中さんのオールインをブラフと判断したのか、聞くことはできなかったのでわからない。

もし田中さんがフォールドして、自分がオールインしていたらどうなってたのか。

夏さんから見た自分と田中さんのスタイルの違いから、降ろせていたかもしれないけれど少なくともミドルヒットでタフにコールした夏さんを見て、プッシュしなくてよかったかなと思った。

これで田中さんのスタックは一気に250万になりチップリに、自分は180万、JIROさん140万、ぐっぴーさん67万、Buddhaさん44万の残り5名。

その後自分はスチールなどで少し増やす。

Buddaさんのあやしいリンプ

30000-60000-ante5000

直前でスタックを増やしたBuddaさんが+1からリンプ、SB田中さんコール、BBの自分はハンドを見るとAdTh

この時自分のスタックは230万、田中さんが250万、Buddhaさん70万である。

12BBしかないBuddaさんのリンプはモンスターの香りがする。そして自分は田中さんとぶつかりたくないのでアイソレートしたい。

もし自分がここでメイク20万点にレイズするとBuddaさんのオールインが飛んできて田中さんはフォールド、という流れが見える。そして自分はその状況でコールするだろうか?

コールに必要な額は40万くらい、勝った時に手に入るポットは150万くらい。そうなったらもうオッズ的にコールすることになるだろう。

もしチェックしてフロップを見にいけば、アグレな田中さんと、プッシュorフォールドになってるBuddhaさんに挟まれてキツイ。何より田中さんにはカバーされているのだ。

もうチェックしちゃってフロップ見てから考えようかな?んな弱気で優勝なんかできん! だったら自分から入れよう、ビッグペアが出てきてもA1枚で戦う。と考えオールイン。

するとBuddhaさんコール、田中さんフォールド。降りる期待値も若干はあったと思うけど予想通りに。

BuddhaさんはKdKsをショウ。あー、やっぱモンスターですよねー。Aカモン!

フロップ:5c3hJc

Aカモォォォォォォォン!!

ターン:2h

A・・・・と4カモォォォォォォォン!!

リバー:4h

ランナーランナーガットショット引いてもうた・・・

飛ばしたのは漫画「ガットショット」の仕掛け人のBuddhaさんである。

このボード見る限り、プリフロ一発オールインでしか取れなかったポットだ。

プリフロの積極的な判断で自分に引き寄せたラッキーだ、と前向きに考えることにした!

この後JIROさんの66でのオールインに田中さんがJJで受けてそのまま田中さんが勝ち。

スタックは自分290万、田中さん300万、ぐっぴーさん35万くらい。残り3名。

Kハイでコール

40000-80000-ante10000

グッピーさんがBTNからオールイン、田中さんフォールド、自分はハンド見るとKh5h、コールするには後27万。

Kハイは十分。ということでコールするとQcJhが出てくる。

なんとかそのままKハイで逃げ切って勝利。

ヘッズアップ

相手は今年のAJPCチャンピオンの田中さん↓ AJPC2014チャンピオン田中さんDAY1からビッグスタックで走り続けた猛者。

間違いなく今ノリにのってるポーカープレイヤーの一人だ。

正直、ファイナルテーブルになってから一番ヘッズしたくないと思ってた相手w

ぶつからないように避けていると結局最後にぶつかる。トーナメントだからそらそーだw

しかしAJPC、ポーカー甲子園と大きな大会で2連続優勝させるわけにはいかないっっっ!

対するはこのサイトの管理人鮫肌↓ 鮫肌ドヤ顔である。

スタックは自分331万、田中さん308万、ほぼイーブン。 ブラインドは40000-80000-ante10000でお互い約40BBを持っての戦いになる。

ブラフキャッチするの?しないの?

何度か小さなスタックの移動があってはじまってから数ハンド目にBTNで9h6hが入り、捨てかけたがリンプも織り交ぜようとリンプ。

田中さんチェック。

フロップ:6sJhTd

ボトムヒットを手にした。

田中さんチェックに自分は12万のベット、田中さんはコール。

チェックコール??これまでそんなプレイを見てなかったのでなんだろうと考える。 ヘッズになればプレイを変える人は多いのでその影響なのか。

そうでなければブラフでフロートしてるだけかマッチして2ペアになってスローしているのか。

ターン:5d

田中さんチェックに自分は22万のベット、すると田中さんがチェックレイズでメイク46万。

チェックレイズ??おかしい。何を持ってるのかまったくわからない、つまり何も持ってないように見える。

プリフロップチェックなのでポケットはまずない。2ペアあるのか?しかし2ペアなら田中さんのスタイル的にターンは先に打ち出しそうな気がする。

田中さんがフロップチェックコール→ターンチェックレイズをしそうなハンドが想像できない。

これはブラフだと読みジャストコール。リバーでブラフキャッチする方針。

リバー:Ks

田中さんベット90万。 ポットは約100万なのでほぼポットサイズのベットだ。

すげーいいベットだ。

50万くらいならそれほど悩まずターンでの方針通りコールしていた。 しかしベットがデカい!

ここでかなり長く悩み、プリフロップからのアクションを思い返して相手がブラフの可能性、それ以外、つまり自分が負けてる可能性を検討する。

コールしたら残りいくらになるのか、自分のスタックを見ると残りは150万くらいになる。

つまりこれ負けると150万と480万くらいになる。1:3だ。

結局悩んでも頭の中ではハーフハーフのまま、決断できない。

このハンドは公開されてる、つまり見てる人間は、どっちが勝ってるかわかってるのだ。

そうだ、自分の友人達はこのハンド公開を見ながら「コールコール!」「フォールドフォールド!」ときっと言ってるに違いない。

その声を受信しよう。

念が飛んできてるかもしれない!

目を閉じて心を無にする

・・・

・・・

・・

何も聞こえない。

あぁ、ポーカーは孤独なんだなぁ。

結局捨てた。ターンで決めた方針に背いて、リスクの大きさにビビって捨てた。

田中さんのハンドはQハイだった。ナイスベット。

このハンドはインポジなんだからターンチェックバックして、リバーブラフキャッチが最適だったような気がする。

それほどポットが膨らまないようにしていれば比較的容易にリバーをコールできる。

この一貫性のないプレイがこの大会で最も長考して最も悔いの残るプレイになった。

スタックは田中さん370万、自分270万。

ワンヒットフラドロ

50000-100000-ante25000

田中さんBTNからリンプ、自分はハンドを見るとJs4cでチェック。

フロップ:As9s4s

ボトムヒットJハイフラッシュドローを手にした。

これは勝ってる可能性が高い上にJハイフラッシュドローは強い。

23万のポットに15万を先にベットすると田中さんはフォールド。

Jのトリップス

50000-100000-ante25000

次のハンドでBTNでKhJdが入り、25万にレイズ。すると田中さんはコール。

フロップ:7sJhJs

トリップスを手にした。 田中さんチェック、自分もチェック。ターンでの田中さんのベットを期待する。この状況、田中さんなら必ずベットするというある意味信頼に近いものがある。

ターン:3s

3枚目のスペードは嫌な感じだ。

すると田中さん53万のポットに対して50万のベット。

ジャストコールにするかレイズにするか悩む。リバーで4枚目のスペードが落ちると身動きできなくなる。

ここでジャストコールして、リバーで4枚目のスペードが落ちて、田中さんがベットしてきた場合、悩ましいがコールすることになるだろう。フラッシュの可能性もあるがそれ以外の可能性も多い。

結局50万のベットを引き出しただけで十分だと判断してオールインする。 (オールインはやりすぎだったかもしれない)

田中さんはフォールド。これでスタックは逆転した。

ガットショット

田中さん280万、自分350万。

Q9oでBTNからレイズしスチール。その後お互いBTNでハンドを捨ててBTNが再度まわってきてハンドを見るとJs7c

21万にレイズすると田中さんジャストコール。ポットは45万。

フロップ:2h3c6c

田中さんチェック。自分は2オーバー。CBを打つか悩んでチェックを選択。

ターン:4s

ラグだろう。すると田中さんベット35万点。

プリフロップでレイズにコールするハンドでこのボードにマッチするのだろうか?いや田中さんならありえるw

Aハイ、Kハイ、Qハイ、3のペア、4のペアあたりに見える。5の可能性もあるだろうか。

55、A5、K5、Q5、田中さんなら持ち得る。

どちらにしろハンドは負けていそうなのでここはレイズすることにした。フォールドかリレイズが返ってくるだろう。

ジャストコールされてリバーチェックなら、ブラフオールインする可能性も検討しておく。ガットショットの保険も一応ある。

3や4のペアを降りたくなるベット、そしてこちらがセットやオーバーペアに見えるサイズ、ということで悩んでメイク85万にレイズ。

すると田中さんは少しのけぞって、まいったなー、というアクションをする。

これを見た自分はとっさに、あ、やっぱり3か4の1ペアかな?これは降ろせるな、と思った。

しかし1秒後に、いやいや、弱みをそんなシンプルに出すわけない。これはもしかして強いのか・・・と頭をよぎる。

ポーカーでは弱みは強さである。

どちらにしろ田中さんのアクションを見ればわかる。レイズやオールインされればもちろんフォールドする。 すると田中さんはジャストコール。

なんと、一番ないと思ってたアクションが返ってきた。これはまいった。タフコールされてるのだろうか?5ある?

7かJはアウツなのだろうか。とにかくリバーを見よう。それから考える。

とりあえず7かJ落ちてくれええええええええ!5でもいいYO!というか5が最高!

リバー:5h

ガットショット引いた。

セカンドナッツだ。

ボードは2h3c6c4s5h 87にのみ負けている。その可能性はないことはないが99%勝ってるだろう。

田中さんがどんなアクションをとろうとももちろんオールインする。何を持っていようがコールしてくれる状況なのだ。

すると田中さんは100万のベット。オールインすればこれはもう間違いなくコールしてくれる。

自分はオールイン、田中さんは少し間をおいてコール。

Js7cをショウすると、田中さんはAd5dをショウした。

田中さんはターンでガットショットを引いてた!

あぶねぇえええええええええええええ!!

スタックはカバーしていたのでこのハンドがラストハンドとなった。

ラストハンドはガットオーバーガットという肩の勝負で勝ってしまった。

このポーカー日記では過去数々の肩の弱さを嘆いてきたけど、まさかこんな強肩発揮する日がくるとは思ってもなかったw

ただ、このラストハンドはショウした時点では勝ってるので、肩ではあるけど肩だけではない、ということにしておこうw

田中さんはこちらのハンドをオーバーペアだと思っていた。(後で聞いた)

だからリバーが開いた時点でチョップは間違いないと考えていたようだ。

オーバーペアなら77も入るんじゃないか?と思いきや実はその可能性は少ない。

もし77ならばこのフロップだと自分はほぼ間違いなくベットしている。

77でフロップが開いて3アンダーというのは非常にありがたいフロップだ。

ターン、リバーでオーバーカードが落ちる可能性は高いのでフロップでベットしてそこでポットを取りにいっていたと思う。

なのでこちらが77~99を持っている可能性は少ない。あるとすればTT~AA。

総括

ショウした段階で大幅に負けていて、それを捲り勝ちしたのはDAY1、DAY2通じてBuddhaさんのKKと自分のATでのプリフロオールイン対決でリバーガットを引いたハンドだけだった。

それ以外は微妙なコインフリップかこちらが大幅に勝ってるものばかり。それらを全て勝てた。普通1回は負けたり、バッドビートを喰らうものだがそれが無かった。

また、スタックをカバーされている相手とオールインで勝負になったのはDAY1の自分AA、相手ATでプリフロオールイン対決の1回のみ。

つまり2日通じて飛ぶ可能性のある勝負はこの1回だけだった。

ポーカーはAAでも相手にカバーされていれば飛ぶことはある。当たり前の話しだけどカバーされていなければ絶対飛ばない。

スタックをある程度維持し続けて、カバーされている相手とコインフロップはしなかった。なのでファイナルテーブルになっても田中さんとは極力ぶつからないようにした。

強いハンドで大きなポットを取り、ブラフで小さなポットを取る、というのを繰り返した2日間だった。

ショートオールインをコールしたハンド以外でショウしたハンドは22+、AT+のみ。まわりからは相当タイトに見られていたはず。

そのおかげでQTなどのマージナルなハンドでスチールが成功していた。

後は自分のレンジの調整と、相手のレンジの調整がうまくできた。

それがピシャっとはまって、プリフロップオールインを受ける状況は何度もあったけど、ほぼ負けている時は降りれて勝っている時はコールできた。 キーとなるハンドをあげるとすれば

  • DAY1後半のAAvsATでのダブルアップ
  • DAY2序盤の99vsAKで逃げ切り
  • DAY2中盤のKKでフロップフルハウスからのブラフキャッチ
  • DAY2終盤のATvsKKでリバーガットを引く
  • ラストハンド、リバーでガットショットの3アウツを引く

ということでJAPAN POKER CUP IN OSAKA 2014~POKER甲子園夏全国大会決勝~、なんとか優勝できました。 poker甲子園2014優勝

余談(祝勝会)

翌日、贔屓にしてもらってる西梅田のポーカークラブMで優勝祝勝トーナメントを開催してくれた。

ポーカー甲子園第二回、第三回優勝の鈴木拓也さん、第四回優勝の朝倉さん、AJPC2013優勝ののんちゃん、ポーカー学生リーグのチャンピオンなど、すごいメンツが来てくれた。たぶん総数30名弱。

お店に入るなりシャンパンを飲まされ、プレイ中にS様からワインを一気させられ、空きっ腹にお酒を入れてグデングデンに。

お酒が入ってポーカーに勝ったことがないので必死で水を飲んで酔いを覚ますw

しかし一回は飛んでしまいリエントリーしたところでだいぶ酔いも抜けてきた。

そこから真面目にプレイしてなんと優勝してしまった。ヘッズの相手は学生チャンピオン。

祝勝会ひらいてもらってトーナメントでも優勝できるなんて幸せでしたw Mで優勝

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JAPANOPEN POKER TOUR 2014 Season 2 FINAL戦記

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9月28日に行われたJAPANOPEN POKER TOUR OSAKA FINALに参加。

場所は日本橋のじゅぴたー。

朝起きると、喉が痛い、体がダルい、熱を測ったら37.3℃、あかーーーん!!!w

しかしせっかくシートとったのでパブロン投入して参加!

最近ポーカーしててミスする時に共通してるのは「集中力が途切れている」というのがほとんど。

なので集中しよう!集中しよう!と思うも、頭がぼーっとする。そらそーだ。

KK入るともう一人KKがいる。

AA入るも誰もコールしてくれない。

そんなこんなでTTで3ベットオールインするとオリジナルがAQoでコールしてQs落ちて終了。

6Rで飛んでしまった。大きなミスはしなかったもののまったくムーブしないまま終わってしまった。

体調万全ならもっといけたのかと言うとわからないが、いいハンド待ってプレイするというしょーもない戦い方をしてた気がする。

ポジション使ったプレイがまったくなし。

体調管理は大事(´A`;)

せっかくなのでJAPAN OPEN POKER TOUR 2014 SEASON2 東京/大阪の結果を調べてみた。

  • 東京本選出場者数170人
  • 大阪本戦出場者数120人
  • オンライン予選参加者のべ2万2000人
  • ライブ予選参加者のべ2500人(東京、大阪両方で)

さすが全国大会、オンラインを含めると今一番規模がデカいんじゃないだろうか。AJPCもこないだ優勝させてもらったポーカー甲子園も予選はライブだけだしね。

東京優勝ショウさん

ショウ

東京2位ブライアンさん

ブライアン

東京3位ヤッキ-さん

ヤッキ-
東京大会の皆様おめでとうございました。
JAPANOPEN POKER TOUR OSAKA

続いて自分も参加した大阪ファイナルの結果。

大阪優勝タニイさん

タニオ

大阪2位哲さん

哲

大阪3位イシイさん

イシイ

大阪大会のみなさんおめでとうございます。

次回のGrandFinalは来年1月を予定してるとのこと。

詳細はJAPAN OPEN POKER TOURのWEBサイトをチェック。

次回は体調管理して参加する!w

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自分のハンドレンジvs相手のハンドレンジ

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自分のハンドvs相手のハンドレンジでは、自分のハンドと相手のハンドレンジとを比較して自分のハンドの勝率などを導き出しました。今回はさらに上の概念であるレンジvsレンジについて説明します。

相手のハンドはわからないのでハンドレンジとして想定するのは理解しやすいですが、レンジvsレンジとはどういうことなのでしょうか。

「自分のハンドは見えてるんだからわかってるよ!なんで自分のハンドがレンジなんだよ!」

と思う人も多いのではないでしょうか。

これはつまり、あなたのハンドも相手から見たらわからないので、自分のハンドもハンドレンジとして考えるということです。

なんのためにそんなことをするのか、それは相手のアクションの動機があなたのハンドレンジによって左右されるからです。

極端な例で説明します。

自分がロックの場合

あなたは超絶タイトなロックだとします。相手はルースな中級者で、あなたが超絶タイトなロックだと知っています。

全員100BB持ち、プリフロップでMP1からあなたはKdKhで3BBにレイズ、BTNが8BBに3ベット、あなたは18BBに4ベット、BTNはコールしました。ポットは37.5BBです。

フロップ:Ts7d2c

あなたは30BBをベットすると相手はフォールド。

あなたは超絶ロックで4ベットしているのでレンジはQQ-AA、相手のレンジは上位15%からQQ-AAを除いたものだとします。

あなたのレンジ:QQ+
相手のレンジ:JJ-77,A7s+,K9s+,QTs+,JTs,ATo+,KTo+,QJo

フロップ時点でのお互いのエクイティは以下のようになります。

244f7599919b185f218e3a5fbbdc02ca

エクイティには大きな差があり、ポットオッズから見た相手の必要な勝率は31.7%なので、相手はほとんどの場合フォールドします。

Aハイ、JJ、Tのワンペア、99、7のワンペア、88、66など全てフォールドしてしまいます。

コールするのはTTと77のセットの時だけでしょう。

自分がルースな場合

あなたはかなりルースです。相手はルースな上級者で、あなたが超ルースだと知っています。

全員100BB持ち、プリフロップでMP1からあなたはKdKhで3BBにレイズ、BTNが8BBに3ベット、あなたは18BBに4ベット、BTNはコールしました。ポットは37.5BBです。

フロップ:Ts7d2c

あなたは30BBをベットすると相手はコール。

あなたは4ベットしていますが超ルースなのでレンジは上位8%だとします。相手のレンジは上位15%からQQ-AAを除いたものだとします。

あなたのレンジ:88+,ATs+,KTs+,QJs,AJo+
相手のレンジ:JJ-77,A7s+,K9s+,QTs+,JTs,ATo+,KTo+,QJo

この場合のレンジ同士のお互いのエクイティはこうなります。

046701419c8290dca04bfcaefa645359あなたがロックな時とくらべて相手のエクイティはかなり高くなっています。

相手のオッズから見た必要な勝率は31.7%なので、相手はコールする場合も多々あるでしょう。

全てのポケットペア、トップヒット、ミドルヒット、中にはAハイでコールするプレイヤーもいるかもしれません。

自分のレンジが相手に与える影響

上に示した2つの例は、あなたのハンド(KK)とフロップで開いたボードは同じです。

違いはあなたのハンドレンジだけです。

もしあなたが自分のハンドレンジを、相手がどう思っているかを把握していればロックな時のプレイが変わってきます。

あなたがロックな時、オールインしてコールされるのはセットの時だけなのでベットに意味がありません。なぜなら相手はあなたのことをQQ、KK、AAのいずれかだとわかっているからです。Tのワンペアではコールしてきません。

よって、自分がロックだと思われているのであれば、こうしたボードでチェックするのはありです。

このように、相手が考えるあなたのハンドレンジによって、相手のアクションが変わります。

簡単に言うと、タイトなプレイヤーはタイトにコールされ、ルースなプレイヤーはルースにコールされる、ということです。

こうして見ると、タイトすぎる場合バリューを最大限に引き出すのが難しいのがわかります。

KKというせっかくのプレミアハンドなので、相手に弱いハンドでコールして欲しいのですが、相手はそんなことをしません。

 レンジvsレンジから見たハンドの相対的な強さ

ポーカーはパワフルなハンドであるかそうでないかは自分のレンジ、相手のレンジ、ボードによって変わる相対的なものです。

KKは非常に強いハンドですが、AAしかプレイしないレンジのプレイヤー相手にはマージナルです。Aが落ちたボードに対してもマージナルです。

しかし広いレンジでプレイするプレイヤー相手で、ボードがレインボーでローカードばかり並んだ場合は非常に強く、大きな期待値があります。

逆にあなたがAAかKKしかプレイしないプレイヤーだとしてKKを持っていても、もちろんハンド自体が強いことには変わりありませんが、相手がそれを知っていた場合大きなバリューを取ることはできません。AAかKKを持っていることが相手にバレているので、それに負けるハンドでは勝負してこないからです。

このように、自分のレンジと実際のハンド、相手のレンジと実際のハンドの組合せによって、期待値は上下します。

以下の表は、プレイスタイルと自分と相手とのレンジの組合せを書きだしたものです。

  • スタイル:ルース=レンジが広い
  • スタイル:タイト=レンジが狭い
  • ハンド:モンスターレンジ=実際のハンドが強い
  • ハンド:マージナルレンジ=実際のハンドが弱い

style-range

この表で最も利益を生み出すのは1~4のパターンで、自分のスタイルがルースで、まわりもそういったイメージを持っている状況でモンスターレンジを持っている場合です。

相手がどのようなスタイル、どのようなレンジを持っていいてもチップをポットに入れるという判断をしやすくなります。

逆に9~12のタイトプレイヤーがモンスターレンジを持っていても、相手はそれを想定しているので、相手がモンスターの時の9か11の時にしかチップをポットに入れません。

タイトなプレイヤーは14と16のマージナルレンジを持っていて、相手のレンジもマージナルな時こそバリューを取りにいくべきです。つまり相手にこちらのレンジを強く想定してもらい、相手を降ろします。

自分のレンジを相手に絞らせない

これまで書いてきた、ハンドレンジ自分のハンドvs相手のハンドレンジ、そしてこの記事を見てわかるように、相手のレンジだけでなく、(相手が考える)あなたのハンドレンジというのも非常に大事なのです。

最も危険なのは、あなたのハンドレンジが相手に絞られることです。

上級者は様々な手を使ってあなたのハンドレンジを絞り、高い精度でハンドをリーディングしてきます。

そうさせないために大事なのが、バランシングです。

バランシングについては別の記事で。

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チャイニーズポーカー

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最近巷で話題のチャイニーズポーカー、通称チャイポのルールを解説します。

チャイニーズポーカーは中国や香港で昔から遊ばれているゲームです。

現在は、大きく分けて以下の3種類のチャイニーズポーカーがあります。

  • チャイニーズポーカー
  • オープンフェイス・チャイニーズポーカー
  • パイナップル・オープンフェイス・チャイニーズポーカー

チャイニーズポーカー

これが最もオーソドックスなゲームで、他の2種類の遊び方のベースにもなります。

最大4人でゲームできます。

ゲームを始める前に、全員自分の点数を持っています。カジノなどであれば、チップですね。

1点=100ドルというレートだと仮定します。

今回は全員100点(1万ドル)、つまり100ドルチップを100枚持っているとします。(100ドル10枚、1000ドル4枚、5000ドル1枚の計1万点でもかまいません。)

チャイニーズポーカーは、一言で言うと、配られた13枚のカードでポーカーの役を3つ作るゲームです。

作り方は、トップ3枚、ミドル5枚、ボトム5枚で作ります。

フロント、ミドル、バックとも言いますが、トップ、ミドル、ボトムのほうがわかりやすいですね。

要は、上段3枚、中段5枚、下段5枚の計13枚を並べて、3つの役を作ります。

こんな感じ。

トップ:4s4dKs
ミドル:6h7d8s9hTs
ボトム:AcQc7c2c5c

役を作る時のルールは1つ、ボトムが最も強い役で、ミドルはボトムよりも弱く、トップはミドルよりも弱くないといけません。つまり下から順に強くしなければなりません。

ボトムフルハウス、ミドルストレート、トップワンペア、はOKですが、ボトムストレート、ミドルフラッシュ、トップワンペア、はアウトです。

他のプレイヤーとの戦い方

配られた13枚を相手に見られないように並べて役を作ります。並び終えたら、一斉に公開します。

ボトム同士、ミドル同士、トップ同士で役の強さで競います。

プレイヤーA

  • トップ:Kハイ
  • ミドル:K9の2ペア
  • ボトム:Aハイフラッシュ

プレイヤーB

  • トップ:5のワンペア
  • ミドル:Tハイストレート
  • ボトム:Qハイストレート

この場合、ボトムはAの勝ち、ミドルはBの勝ち、トップはBの勝ちなので、Aの1勝2敗、Bの2勝1敗となります。

各段で勝った場合1点を獲得し、負けた場合は1点マイナスです。

今回の場合Aは1勝2敗なので+1、-1、-1でマイナス1点、Bは2勝1敗なので+1、+1、-1でプラス1点となり、BからAに1点(100ドルチップ1枚)渡して終了です。

さらに、勝ち負けの点数以外に、スクープとロイヤリティがあります。

スクープ

全勝ちした時の祝儀のようなものです。例えばAが全段勝ちの3勝、Bが3敗の場合、Aの全勝なので、Bは追加で3点支払わなければなりません。よって、全勝ちした場合、Aにはプラス6点、Bはマイナス6点となります。

ロイヤリティ

各列で以下の役を作った時に特別報酬を受取ることができます。(役が負けていても、とにかく作れば得ることができます。)

ボトム

  • 2点:ストレート
  • 4点:フラッシュ
  • 6点:フルハウス
  • 10点:クワッド
  • 15点:ストレートフラッシュ
  • 25点:ロイヤルストレートフラッシュ

 

ミドル

  • 2点:3カード
  • 4点:ストレート
  • 8点:フラッシュ
  • 12点:フルハウス
  • 20点:クワッド
  • 30点:ストレートフラッシュ
  • 50点:ロイヤルストレートフラッシュ

トップ

  • 1点:6のワンペア
  • 2点:7のワンペア
  • 3点:8のワンペア
  • 4点:9のワンペア
  • 5点:Tのワンペア
  • 6点:Jのワンペア
  • 7点:Qのワンペア
  • 8点:Kのワンペア
  • 9点:Aののワンペア
  • 10点:2の3カード
  • 11点:3の3カード
  • 12点:4の3カード
  • 13点:5の3カード
  • 14点:6の3カード
  • 15点:7の3カード
  • 16点:8の3カード
  • 17点:9の3カード
  • 18点:Tの3カード
  • 19点:Jの3カード
  • 20点:Qの3カード
  • 21点:Kの3カード
  • 22点:Aの3カード

以上の勝敗、スクープ、ロイヤリティなどを計算して、最終的な点数の計算を行います。

これを見て分かる通り、勝敗の1~3点よりも、ロイヤリティによる点数を稼ぐほうがより大きな勝負になることがわかります。

プレイヤーA
トップ:Kハイ
ミドル:Jハイフラッシュ
ボトム:6のフルハウス

プレイヤーB
トップ:Aの3カード
ミドル:Tハイストレート
ボトム:Qハイストレート

この勝負の点数計算を行います。

格段の勝敗
ボトム:プレイヤーAの6のフルハウスの勝ち
ミドル:プレイヤーAのJハイフラッシュの勝ち
トップ:プレイヤーBのAの3カードの勝ち

よってBがAに1点渡します。スクープはありません。

ロイヤリティ
Aのはボトムでフルハウス(6点)、ミドルでフラッシュ(8点)を作っていますので、14点獲得。
Bはボトムでストレート(2点)、ミドルでストレート(4点)、トップでAのカード(22点)を作っていますので、28点獲得。
点数は相殺し、28-14=14でAがBに14点支払うことになります。

このように、勝ち数はAのほうが上ですが、ロイヤリティによる点数獲得はBのほうが多くなります。

最終的にこのゲームでは、AがBに13点支払ったことになります。

3人や4人でプレイする場合

A、B、C、Dの4名でプレイする場合、点数計算は複雑になります。

格段の勝敗は、AとB、AとC、AとD、BとC、BとD、CとDでそれぞれ勝敗を決め、点数のやりとりを行います。

例えばボトムでの役の強さがA>B>C>Dだった場合、Aは全員から1点ずつの計3点獲得し、BはCとDから1点ずつの計2点獲得し、CはDから1点獲得します。

結果、Aは+3、Bは-1+2=+1、Cは-1-1+1=-1、Dは-3となります。

よって、DがAに3点(100ドルチップ3枚)、CがBに1点(100ドルチップ1枚)支払えばいいわけです。

これを、ボトム、ミドル、トップの3段で行います。

3人の場合、A>B>Cという役の強さの順になった場合、同じような計算で、CがAに2点支払い、Bは何もなしです(Cからもらった1点がそのままAにいったことになる。)

次にスクープです。

最終的にAはBとDに対して3段全勝した場合、DとBはAに追加で3点支払います。

また、BはDとに対して3段全勝した場合、DはBにも追加で3点支払います。

最後にロイヤリティの計算です。

4名それぞれのロイヤリティを計算し、それぞれ相殺して点数を支払います。

本来、勝敗、スクープ、ロイヤリティの全てを相殺して最終的な点数計算を行えばいいのですが、計算が複雑なので、

1.ボトムの勝敗
2.ミドルの勝敗
3.トップの勝敗
4.スクープの有無
5.ロイヤリティ計算

の順で点数(チップ)のやりとりを行なったほうがわかりやすいです。

ちなみに、チャイニーズポーカーで獲得できる最大の点数は

  • 全勝ち(3点)
  • スクープ(3点)
  • トップ:9の3カード(17点)
  • ミドル:ロイヤルストレートフラッシュ(50点)
  • ボトム:ロイヤルストレートフラッシュ(25点)

計98点となります。
※ロイヤルでAを2枚使っているので、トップにAの3カードは作れません。

オープンフェイス・チャイニーズポーカー

ベースはチャイニーズポーカーと同じですが、カードの配られ方とゲームの進行方法が違います。

まずテキサスホールデムのようにボタンを決めます。

そしてボタンの左隣(UTG)から時計回りに1枚ずつ、1人に対して計5枚カードを配ります。

各プレイヤーは配られた5枚のカードを自由にボトム、ミドル、トップに表を向けて配置します。
ボトムは無し、ミドルに3枚、トップに2枚、なども可能です。

例えばこんな感じ

トップ:2s
ミドル:6h
ボトム:AdQd5d

これは、ボトムでフラッシュを狙った配置ですね。同一スートが3枚あれば、ボトムでフラッシュを狙うのはセオリーの1つです。

トップ:3s
ミドル:7c8d
ボトム:JdJs

これは初手の5枚でペアができたのでボトムに配置し、できればクワッドやフルハウスを狙い、ミドルはできればストレートに持って行きたい配置です。

このような初手の配置をUTGから順にBTNまで行います。自分の順番がくるまでは、カードは他のプレイヤーに見えないようにします。

UTGは、他のプレイヤーにいったいどんなカードが配られているのかわからないので不利ですよね。

逆にBTNは、スペードが既にたくさん出てるからスペードのフラッシュは狙わない、や、Kがもう2枚出てるので自分が引く可能性は低いのでボトムに置かない、などの判断が可能です。

全員が5枚の配置を終えたら、UTGから順にカードを1枚ずつ配り、6枚目を表向きに配置します。

全員6枚目を配置し終えたら次にまたUTGから7枚目を配置、という風に1枚ずつ表を向けて埋めていきます。これを13枚目まで続けます。

4人でプレイしていれば、きっちり52枚のデッキを全て使い切ります。

最後の13枚目ともなると、他の48枚は既にオープンしているわけですから、ラスト4枚はいったいなんなのかわかることになります。

オーソドックスなチャイポとの違い

  • 5枚の段階でどんな役を目指すのか方針を決めなければならない
  • 全プレイヤーのカードが見れるのでアウツ計算が可能
  • ポジションによる情報格差が産まれる
  • バーストがあり得る

※バーストとは、ボトムが最も強く、トップが最も弱いというルールに違反してしまうこと。

オーソドックスなチャイポと違い、6枚目以降に配られるカードによっては、ストフラができたのに!といったことや、ボトムでフラッシュを作るつもりが、完成せずにバースト、という事態が発生します。

特に後半は、ハートが残り何枚残っているか、という計算がポジションが良いほうがより精度高く可能なため、ポジションは非常に大事です。

ファンタジーランド

オープンフェイスチャイニーズポーカーの特殊ルールで、トップにQのワンペア以上の役を作ると、次回のゲームは一人だけ最初に13枚配られて、ノーマルのチャイニーズポーカーのようにカードを配置することが可能となります。

1枚ずつ配られるよりも、13枚一気にもらったほうが、より最適な配置が可能なため、かなり有利です。

ファンタジーランドになったプレイヤーは、他のプレイヤーにわからないように伏せて13枚を配置し、最後に公開します。

ファンタジーランドが発生すると、ボタンは移動しません。

また、ファンタジーランドによって、ボトムでクワッド以上、ミドルでフルハウス以上、トップで3カード以上を作ると、ファンタジーランドは継続します。

つまり運がよければ永遠に一人だけファンタジーランドも可能ですが、非常に難しい条件です。

パイナップル・オープンフェイス・チャイニーズポーカー

このゲームは最大3名までしか参加できません。

基本的にゲーム進行はオープンフェイスチャイニーズポーカーと同じでが、違いは、6枚目以降配られるカードが1枚ずつではなく、3枚配られて2枚使い、1枚捨てる、という流れで配置していきます。

配られる際3枚のカードは伏せられており、2枚を表に向けて使い、捨てる1枚は他のプレイヤーに見せずに捨てます。

オープンフェイスチャイニーズポーカーと違い、3枚一気に配られるため、作れる役が大きくなる傾向があります。

その他のルール

トーナメント

チャイポトーナメントは、例えば1万ドル持ちでスタートする場合、1点のレートがあがっていきます。

1ラウンド:1点=50ドル
2ラウンド:1点=100ドル
3ラウンド:1点=200ドル

4ゲームでラウンドアップ、のように、ゲーム回数でラウンドはあがっていきます。

また、トーナメントの場合、ファンタジーランドは無い場合があります。

ジョーカー

ファミリーゲームの場合、ジョーカーを入れるとよりスリリングになります。

ロイヤルの上の5カードがロイヤリティとして発生することになります。

5カードのロイヤリティはロイヤルの2倍の、ボトムで50点、ミドルだと100点となります。

ロイヤリティを変える

ボトムでのストフラを25点、ロイヤル50点、5カード100点といったロイヤリティにすると、より高額な点数が動くことになり、ゲームがスリリングになります。

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バランシング

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ハンドレンジの一連の項目(ハンドレンジハンドvsレンジレンジvsレンジ)を公開したので、ようやくバランシングについて書きたいと思います。

バランシングは長期的に、より高い利益を得るための大事な考え方です。バランスをとる、バランスする、とも言います。

バランシングとは

バランシングとは、簡単にいうと、特定のアクションを行なった時にあなたが持ち得るハンドレンジを広げて、相手に読ませにくくする、ということです。

また、バランシングは以下の状況でないとそれほど意味がありません。

  • あなたのレンジを読もうとする注意深いプレイヤーが相手であること
  • 相手は上級者で、あなたのレンジの弱みを付いてくるプレイヤーあること
  • 何度も顔をあわせる常連が相手であること

つまり、初見のプレイヤーや、レンジなんて考えない相手にはバランシングを考えるのではなく、相手の思考にあわせた(一つ上の読みをする)プレイを心がけるべきです。

例1:オープンレイズするレンジのバランス

バランシングを考える上でまずはスターティングハンドで練習するのが良いでしょう。

正直でわかりやすいタイトなプレイヤーであるあなたがUTGからレイズした段階で、賢い常連の上級者はあなたのレンジが「88+, ATs+, AQo+」だとわかっています。あなたのレンジには86sはないのです。

フロップが457のレインボーだった時に、賢い上級者はあなたがこのボードを嫌っているのを知っています。

相手は7をヒットさせていて、あなたのハンドがQQであればある程度稼げるかもしれませんが、大きくは稼げません。賢いプレイヤーは負けてるときは早々に退散し、勝ってる、もしくは降ろせると思った時だけ攻めてきます。

AKを持っていて457といったボードでプレイしやすくするためには、86や56といったハンドで10回に1回程度でオープンすべきです。そうすることで、賢い上級者は、あなたのレンジを「88+, ATs+, AQo+」といった狭いレンジに固定することができなくなります。

あなたのハンドはAハイなのか、オーバーペアなのか、それとも2ペアなのか、ストレート完成なのか、ドローなのか、いろいろな可能性を考慮する必要が出てくるので、相手はプレイが難しくなります。

UTGから86でオープンする、というプレイが利益をもたらすのかというと、その1ハンドに限って言えば期待値が低いかもしれませんが、別のゲームでのAKでのプレイで利益をもたらしてくれるでしょう。

こうして、あなたのUTGからオープンレイズするレンジを守っているのです。

例2:ブラフチェックレイズ

リバーでのブラフチェックレイズを見てみます。

アウトオブポジション(ポジションが悪い)で強いハンドを持っていた場合、リバーで必ずしっかりと先にバリューベットをするプレイヤーがチェックレイズすると、賢いプレイヤーはボトムヒットでコールします。

強いハンドならあなたはチェックせずにバリューベットするからです。つまりチェックレイズは弱みであると知られているのです。

こうしたブラフのバランスをとるには、強いハンドでもチェックレイズをしなければなりません。

そのゲームに限ってのより多くの利益を得るためのベストな選択肢がバリューベットだとしても、強いハンドで何回かに1回はチェックレイズします。そうすることでブラフでのチェックレイズでのレンジを守ることになります。

例3:75oをショウするのが嫌?

タイトだと思われているあなたは、UTGからがんばって75oでオープンレイズし、一人にコールされ、リバーでもまったくヒットせずに気合でブラフするも最終的にコールされショウダウンすることになりました。

75oをショウするとあなたのテーブルイメージはひどく悪くなります。(悪いかどうかは捉え方次第ですが)

75oなどショウせずにマックしたくなりますか?タイトであると思われ続けたいですか?

本来ポーカーは特定のスタイルが優れているというわけではなく、対戦するプレイヤーに対応することが最も優れた戦略です。

現状、タイトなイメージを持つことが最も利益をもたらすのであれば75をマックすることはありかもしれません。

しかしUTGからのオープンレイズのレンジに75oが入ることで、あなたのUTGでのオープンレンジを守るという考え方を持ったほうがよりレベルの高い常連プレイヤーとの戦いを有利にします。

レベルの高いプレイヤーから見れば、レンジを固定しやすいプレイヤーほどカモにしやすいのです。

例4:CBを打たない時のバランス

ヒットしていてもしていなくてもCBを打つのはそれなりのプレイヤーであればできることですが、チェックするというアクションの時のバランスはとれていますか?

チェックした場合ほとんどの場合ノーハンドなのであれば、それを知っている相手は必ずベットしてあなたを降ろしにきます。

CBを打たないハンド(チェックする)の中に、強いハンドを一定混ぜることで、相手は「チェックしてきたら機械的にベットして降ろす」というプレイができなくなります。

そうすることで、ドローや2オーバーといったハンドでチェックした時に、相手がチェックバックしてターンをタダで見にいくことができるようになります。

例5:ブラフでドンクオールインする時のバランス

相手をおろしたい一心でエアー(ノーヒット)でドンクオールインすることがありますか?その時のハンドのバランスはとれているでしょうか?

ナッツやそれに近い強いハンドを持っている場合は、ポットを膨らませたいので小さくベットやチェックをする、という人はそこにドンクオールインも混ぜましょう。そうすればブラフでオールインした時に相手が恐れて降ろせる期待値があがります。

例6:フローティングのレンジのバランス

フロップでアグレッサーのCBに対して、ヒットしていればコール、ノーハンドならフォールド、というプレイを繰り返していると、エアーでCBを打った相手プレイヤーは、あなたがコールした瞬間に負けを悟ってもうそれ以上チップをポットに入れません。

しかしあなたがエアーでもコールするレンジを持っていれば、相手の判断は難しくなります。

例7:ベットしないとポットが取れない時のバランス

リバーでベットしないとこのポットは取れない、そうあなたのハンドは9ハイなのです。

それまでチェックでまわっていたのにリバーになってあわててリバーでベットした時、あなたのレンジにトップヒットや2ペアはありますか?なければAハイやKハイにコールされます。

ここでしっかりバランスが取れていれば、あなたがトップヒットの時にKハイでコールしてくれますし、あなたが9ハイの時相手を降ろすことができます。

例8:オープンリンプ

オープンリンプしますか?レイズしてアグレッサーになり、スチール成功の期待値を捨ててリンプしますか?リンプもするし、レイズもする、そういう人がほとんどだと思いますが、その時点でバランシングは複雑化します。

リンプする時にバランスし、レイズする時もバランスしなければなりません。どちらの時もAAがあり、どちらの時も56sがあると相手に思われなければなりません。

しかしオープンリンプはせずに参加する時は必ずオープンレイズしておけばそれだけでバランスできています。(もちろん一定の割合で56sなどでレイズしなければなりません。)

賢いプレイヤーに付け込まれる隙を作りたくない人は、オープンリンプしないことをおすすめします。

例9:一生チェックコール

アウトオブポジションでフロップ、ターン、リバーと最後までチェックコールというプレイはしますか?ショーダウンバリューがあるマージナルなハンドでポットコントロールしたい時によく見かけるプレイです。

3連続チェックコールのレンジが中程度な強さのハンドしかない場合、バランスできているとはいえません。

相手にそこに付け込まれた場合、リバーで相手は強いハンドでは毎回、エアーなら適切な割合でブラフオールインしてきます。チェックバックしてもらってチープショーダウンに持ち込みたいなら、強いハンドを持っているときもチェックコールを混ぜるべきです。

チェックコール→チェックコール→リバードンクもバランスが難しいプレイです。

まとめ

上の例を見ても分かる通り、バランシングを考慮すべきシチュエーションは多岐にわたります。というかポーカーをする上で全てのアクションに対して言えることです。

何かプレイでミスをした時に、「今のプレイはバランスがとれてたのか」と自問自答するだけでもバランシングは上達します。

問題は、バランスできてると思っていても、あなたがそう思うことが重要なのではなく、相手がそう思ってくれているかどうかが重要だということです。

例えばリバーでブラフオールインして弱いワンペアにコールされたました。

あなたは「おれはナッツでもエアーでも適切な割合でオールインする、だからバランスはとれてる、なのにコールされた、今回はたまたまコールされただけでプレイに問題はない」と考えました。
※適切な割合でブラフする場合、上級者もまた適切な割合でブラフキャッチャーでコールします。

しかし「ナッツでもする」とあなただけが知っていても意味はありません。相手が知っていてはじめて意味があります。

もしかすると相手の考えるあなたのレンジにはブラフしかないのかもしれないのです。相手が考えるあなたのレンジを常に考えましょう。

また、バランシングは、常連の上級者相手でないと意味がないと書きましたが、初見プレイヤーが多い大きなトーナメントでもそれほど考慮しなくてもよいでしょう。

アミューズメントのトーナメントは同じプレイヤーとよく同卓するので、バランシングは大事です。(レンジを考えてくれる相手でないと意味がないですが。)

バランスの取れるプレイヤーというのは、常に相手に難しい選択肢を突き付けます。

真面目すぎても、嘘をつきすぎてもダメです。どちらかに偏ると、相手の判断は簡単になってしまいます。

相手の脳みそをぐちゃぐちゃにするような難しい選択を迫るようなプレイができるように、バランシングを心がけましょう。

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JAPAN OPEN 7: Grand Final

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JapanOpen7

JAPAN OPEN SEASON7はじまってますね。

ライブ予選はもう何店舗かで開催されてます。オンライン予選は12月20日から。

詳しくはこちらで。

この20日のオンライン予選は一発目ってことでフリーロール、優勝者はいきなり本戦のチケットゲットです。出なきゃ損。(オンライン予選はPoker Starsで開催。)

今回のグランドファイナル決勝は2月7、8日の2デイで、メインイベントは300人近い参加者、さらにチームイベント、学生イベント、夜遅くのディープ、メガディープなどサイドイベントも充実。

めちゃくちゃおもしろい大会になりそう。

メインの優勝者はAPPT Seoul Mainのフルパッケージ。

ライブ予選で近くのお店で開催されるかどうかはスケジュールページでチェック。

気になるチームイベント、3人1チームで、テーブルに3チームが開いてチームを挟むように座るらしい。

連携プレイはしても問題なさそうなので、ポーカーだけでなくチームワークが重要になってきそう。

チームメイトのプレイスタイルはもちろん、テーブル力学やチームプレイならではのアクションを理解しているチームがかなり有利になりそうな予感。

チームイベントの参加は、各店舗や団体から申し込むようなので、いきつけのお店に聞いてみては。

しかし2月7、8日・・・仕事がMAXで忙しい日程なので、自分は出れるかどうか微妙・・・

出たいぃぃぃいい!w

JapanOpen
http://japanopenpoker.com

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WSOP Main Event 2013

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WSOP(World Series of Poker)は、毎年ラスベガスで開催される、最も歴史と権威のある世界最大のポーカー大会です。
様々な種類のトーナメントが開催され、その中でも最も大きなトーナメントが、メインイベントとして開催される「World Championship No-Limit Texas Hold’em」です。優勝賞金は昨今10億円を超え、個人競技の賞金としては世界最高額となります。


※WSOP Main Event 2013はエピソード22まで、ファイナルテーブルは11までです。
以下のリストはyoutubeからの転載です。プレイリストを順番に再生します。下のサムネイルをクリックすると、その動画が開きます。
一致するビデオない ※動画は削除される場合があります。

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WSOP Main Event 2014

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WSOP(World Series of Poker)は、毎年ラスベガスで開催される、最も歴史と権威のある世界最大のポーカー大会です。
様々な種類のトーナメントが開催され、その中でも最も大きなトーナメントが、メインイベントとして開催される「World Championship No-Limit Texas Hold’em」です。優勝賞金は昨今10億円を超え、個人競技の賞金としては世界最高額となります。


※WSOP Main Event 2014はエピソード14まで、ファイナルテーブルは3までです。
以下のリストはyoutubeからの転載です。プレイリストを順番に再生します。下のサムネイルをクリックすると、その動画が開きます。
一致するビデオない ※動画は削除される場合があります。

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WSOP Big One for One Drop 2014

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WSOP(World Series of Poker)は、毎年ラスベガスで開催される、最も歴史と権威のある世界最大のポーカー大会です。
Big One for One Dropは参加費100万ドルの超ハイローラーイベントで、プロやリッチなプレイヤーだけが参加するトーナメントです。
第一回が開催された2012年の優勝賞金は昨今$18,346,673で、メインイベントの優勝賞金よりも高額となっています。


※Big One for One Drop 2014はエピソード6までです。
以下のリストはyoutubeからの転載です。プレイリストを順番に再生します。下のサムネイルをクリックすると、その動画が開きます。
一致するビデオない ※動画は削除される場合があります。

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ボードテクスチャ

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ボードテクスチャとは、テーブルにオープンされたコミュニテイカードの特徴のことです。

ボードテクスチャの分類

ボードをカテゴライズする場合、2種類の分け方が存在します。

ドライとウェット、そしてローとハイです。

ドライとウェットは、ストレート以上の役のできやすさを意味し、ローとハイは、ランクの高さを意味します。

ドライボード

ドライボードとは、ストレートやフラッシュ以上のハンドになりにくいボードのことです。

例えば3sQh7cKs9c2dといったフロップです。ストレートにもフラッシュにもなりにくいボードであることがわかります。

これは、あなたのコンティニュエーションベットが効きやすいといえます。相手がドローになっていない可能性が高いため、抵抗する側もコールしにくいボードです。

ウェットボード

ウェットボードとは、ストレートやフラッシュ以上のハンドになりやすいボードのことです。

例えば6h7h8s9cTcTdなどのフロップです。ストレート完成、ストレートドロー、フラッシュ完成、フラッシュドローなどの可能性が高いボードです。

ドライボードとは逆に、あなたのコンティニュエーションベットが効きにくいボードです。実際にドローがつく可能性もそれなりにありますし、ドローをヒットさせたと見せかけるブラフを誘発しやすくなっています。

ローボード

フロップの3枚が8以下のランクのカードで構成されたボードのことです。

例えば2s3h8c3c4c6dなどのフロップです。通常は、レイザーのハンドレンジに、これらのボードと絡むハンドが入る可能性は低いです。よって、マッチしている可能性が比較的低いと言えます。

また、ターン以降でナッツが変わりやすいです。このフロップでのトップヒット、トップセット、ストレートは、ターン以降のカードによって、簡単に強さが変わります。

ハイボード

フロップの3枚にハイランクのカードが1~3枚入っているボードのことです。

例えばAsKh8cKcJcTdなどのフロップです。通常は、レイザーのハンドレンジに、これらのボードと絡むハンドが入る可能性は高いです。よって、マッチしている可能性が比較的高いと言えます。

また、ターン以降で状況が変わりにくいボードです。AsKh8cのフロップでトップヒット、トップセットができていれば、ターン以降に逆転される可能性は低いでしょう。

個別のボードテクスチャ解説

ドライであるかウェットであるかのカテゴライズは、以下に説明する特徴的なボードの組み合わせで決まります。

()内のパーセンテージは、フロップで出現する確率です。

ペアボード(17.29%)

1組のペアができているフロップのことです。比較的ウェットになりやすいボードです。

例えばJdJs9hKcKs2hなどのフロップです。ポーカーのいろいろな確率でも書かれていますが、ペアボードはバラバラの時とくらべ、相手がヒットしていない確率が15%程度高いため、コンティニュエーションベットが効きやすいボードです。

また、フルハウスになる可能性が既にあるため、あなたがフラッシュやストレートを引いてもナッツになり得ません。

レインボーボード(39.68%)

フロップの3枚が全て異なるスートのことです。ドライです。

例えばAdJs9hKc8s2hなどのフロップです。このフロップからフラッシュを完成させるのは非常に難しいことがわかります。40%の確率でフロップはレインボーになりますので、よく出現するボードです。

セットなどを引いた時に、フラッシュドローに怯えてファストプレイをしなくても、安心してバリューベットをうつことができます。

ツートーンボード(55.11%)

フロップの3枚が2種類のスートで構成されていることです。比較的ウェットになりやすいボードです。

例えばAdJs9sKc8c2hなどのフロップです。フロップに開いた2枚の同一スートと同じスートのスーテッドハンドを持っていればフラッシュドローになります。55%の確率で出現しますので、2回に1回はこのツートーンになります。

ヘッズアップの場合はそこまで神経質になる必要はありませんが、マルチウェイになっている場合はフラッシュドローを警戒すべきです。

モノトーンボード(5.2%)

フロップの3枚が1種類のスートで構成されていることです。ウェットです。

例えばAdJd9dKc8c2cなどのフロップです。既にフラッシュ完成がありえるフロップで、同じスートを1枚でも持っていればそれだけでフラッシュドローになります。

よって、ボードと同一スートのカードが1枚でもあれば、CBに抵抗することができため、あなたのコンティニュエーションベットに抵抗しやすくなります。

また、モノトーンボードの場合、フラッシュドローか否か、という議論はそれほど起こらず、フラッシュが完成しているかどうか、ということが焦点になることが多いでしょう。

コネクトボード(8.48%)

フロップでストレートがあり得るボードです。ウェットです。

例えばTd9d8d9c8c5sなどのフロップです。既にストレート完成がありえるフロップで、OESDガットショットにもなりやすいボードです。ツートーン、モノトーンと同じく、ドローになりやすいため、あなたのコンティニュエーションベットに抵抗しやすくなります。

○ハイボード

Aハイボード=フロップ3枚のうち最高ランクがAのボード
Kハイボード=フロップ3枚のうち最高ランクがKのボード

など、高ランクのカードが落ちた時によく使われる呼称です。Aハイボードは、オリジナルレイザーがイニシアチブを主張しやすいボードです。

まとめ

基本的には以下の2つの要素から、ドライかウェットかを判断します。

スートに関するテクスチャ

  • A-①:レインボー(ばらばらにスート)→ドライ
  • A-②:ツートーン(2枚が同じスート)→ニュートラル
  • A-③:モノトーン(3枚が同じスート)→ウェット

コネクトに関するテクスチャ

  • B-①:ストレートが作りにくい(27Kなど)→ドライ
  • B-②:ストレートが作りやすい(67Aなど)→ニュートラル
  • B-③:ストレートが作れる(457など)→ウェット

以下の組み合わせで、数値が低いほどドライ、数値が高いほどウェットと考えれます。

A-① A-② A-③
B-① 2 3 4
B-② 3 4 5
B-③ 4 5 6

また、以下の要素から、ハンドのマッチしている割合などを判断します。

カードのランクに関するテクスチャ

  • C-①:最も高いランクが2~6(532など)→ロー
  • C-②:最も高いランクがT~7(T93)→ニュートラル
  • C-③:最も高いランクがA ~J(A65など)→ハイ

C-①=ローボードにマッチしやすいのは、ルースなプレイヤー、ブラインドを守りにきたBB、ローペアで積極的に入るプレイヤーなどです。

C-②=中程度のランクのボードは、コーラーの持ち得るレンジにヒットしやすいと言えます。AT、KT、JT、T9、98など。よって、相手がプリフロップコールドコールした場合、ワンペアができている可能性は高いです。

C-③=オリジナルレイザーにマッチしやすいボードです。あなたがオリジナルの場合、無条件にベットできます。気まぐれで75sで入っていたとしても打てるボードです。

ボードの例

いくつかの例で解説します。

めちゃくちゃウェット

A-③モノトーン、B-③ストレートが作れる、C-③ハイカード、で構成されているボードです。

例:KdQdJdAsJsTsなど。

どんなドローも、メイドハンドもあり得て、レンジ的にも非常にマッチしている可能性が高いボードです。互いにハンドが完成、もしくは進展しやすいので、ぶつかりやすいボードです。逆に、危険だと判断して早々に撤退するプレイヤーもいます。

比較的ウェット

A-②ツートーン、B-②ストレートが作りやすいカードで構成されているボード

例:8s9dAsKcJc5dなど。

フラッシュドローストレートドローの両方があり得るボードです。複数人が参加している場合、警戒が必要です。

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World Poker Tour Season06

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WPT(World Poker Tour)は、WSOPと並ぶ世界最大のポーカートーナメントシリーズです。世界各地のリゾートカジノでトーナメントが行われ、最後はラスベガスでチャンピオンシップが行われます。シリーズに参加するプロは、世界を転戦することになります。


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World Poker Tour Season05

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WPT(World Poker Tour)は、WSOPと並ぶ世界最大のポーカートーナメントシリーズです。世界各地のリゾートカジノでトーナメントが行われ、最後はラスベガスでチャンピオンシップが行われます。シリーズに参加するプロは、世界を転戦することになります。


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World Poker Tour Season10

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WPT(World Poker Tour)は、WSOPと並ぶ世界最大のポーカートーナメントシリーズです。世界各地のリゾートカジノでトーナメントが行われ、最後はラスベガスでチャンピオンシップが行われます。シリーズに参加するプロは、世界を転戦することになります。


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World Poker Tour Season11

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WPT(World Poker Tour)は、WSOPと並ぶ世界最大のポーカートーナメントシリーズです。世界各地のリゾートカジノでトーナメントが行われ、最後はラスベガスでチャンピオンシップが行われます。シリーズに参加するプロは、世界を転戦することになります。


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European Poker Tour Season04

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EPT(European Poker Tour)はヨーロッパを中心に各地でトーナメントを行うポーカートナメントシリーズです。グランドファイナルはシーズン6までモンテカルロで行われていましたが、シーズン7ではマドリードで行われました。WPTと並ぶ世界最大規模のトーナメントツアーです。


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European Poker Tour Season05

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European Poker Tour Season08

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EPT(European Poker Tour)はヨーロッパを中心に各地でトーナメントを行うポーカートナメントシリーズです。グランドファイナルはシーズン6までモンテカルロで行われていましたが、シーズン7ではマドリードで行われました。WPTと並ぶ世界最大規模のトーナメントツアーです。


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